足のイヤ~な臭いを改善するための方法はいくつかありますが、足を常に清潔に保っておくことももちろん重要です。
毎日お風呂できれいに洗うのは当然ですが、「お風呂で洗うだけではなかなか臭いが消せない」、「お風呂上がりなのになぜか足が臭い」といった悩みもよくあります。
ここでは、お風呂で足の臭いを解消する方法やお風呂上がりのケアについてご紹介していきます。
Contents
お風呂で足の臭いを落とすには?
お風呂でただ足を洗うだけでは、足の臭いが消せないというケースは少なくありません。そういった場合は、帰宅後できるだけすぐに足を洗うようにして、次のようなことを意識するようにしましょう。
足湯をする
足は汗をかいて蒸れてしまう部分でもありますが、汗自体の臭いは実はほとんどありません。古い角質などをエサとする雑菌が繁殖してしまうことが臭いの原因となります。
お風呂に入る前に足湯をすることで角質を柔らかくすることができ、古い角質を落としやすくします。
また、足湯の際に、お湯に重曹やアロマなど消臭効果のあるものを加えると効果はさらにアップします。ボディーソープだけでは落としきれないニオイ成分であるイソ吉草酸を重曹で中和することができます。
足湯は毎日行うのは大変ですが、たまに取り入れてみるのもいいでしょう。
石鹸で足をていねいに洗う
ボディーソープではなく、雑菌効果の高い体臭専用の固形石鹸でていねいに足を洗います。
洗うときは石鹸の泡を使って、足の指や爪の間などもていねいに洗うようにしましょう。
角質のケア
そして、雑菌のエサとなってしまう角質のケアを行うことも大切です。
毎日行う必要はありませんが、特に立ち仕事が多い場合は角質がたまりやすくなってしまうのでスクラブやピーリングを使って角質をケアしてあげましょう。
湯船に浸かる
お風呂に入るときはできるだけシャワーだけでなく、湯船に浸かることも足の臭い対策につながります。
湯船でゆっくり体を温めることで角質を柔らかくするだけでなく、血流を良くして冷え性を改善することもでき、角質が厚くなってしまうのを防ぐことができます。
実は冷え性と足の臭いは関係しているのです。
お風呂上がりの臭いケア
そしてお風呂を出た後にもいくつか注意点があります。
水分をよく拭き取る
雑菌は高温多湿な環境を好みます。お風呂上がりで足をしっかりと乾燥させないと、また雑菌が増えてしまいます。
足をできるだけ乾燥させるためにも、指の間までていねいに水分をタオルで拭き取ります。少しでも湿っている時間を短くするためにドライヤーを使って乾燥させるという方法もあります。
また、お風呂場の足拭きマットは清潔に保つために定期的に洗い、家族に水虫の方がいる場合はマットを共有しないようにしましょう。
爪を切る
足の爪はゴミがたまってしまいやすい部分でもあります。できるだけ爪を短い状態にキープし、できたらブラシなどを使って爪の間のケアも行っていきましょう。
デオドラントクリームを塗る
そして、お風呂に入った後に雑菌を繁殖させないためには、殺菌効果のあるデオドラントクリームが役立ちます。
お風呂で足をキレイにした後や寝る前にクリームを足の指の間に塗りこみます。クリームタイプのデオドラント剤はスプレータイプの消臭剤よりも持続力があり、外出先でも使えるので1本持っておくと便利です。
まとめ
このように、足の臭いを改善するためにはお風呂やお風呂上がりで意識すべきことがいくつかあります。
最初は少し面倒に感じてしまいますが、雑菌の繁殖を抑えて臭いを解消するためには効果的な方法です。しっかり足元のケアをしていくことで強烈な臭いを改善していきましょう。