足の臭いに悩む人は男性でも女性でもたくさんいますが、その中でも足の爪の臭いが気になってしまうというケースはかなりあります。
足の爪が臭ってしまうと、ちゃんとお風呂で足を洗っているのに足の臭いが改善されないということになってしまいます。
特に足の親指の爪は臭くなりやすく、水虫を心配する人も多いと思いますが、基本的には爪にたまった垢や雑菌が原因として考えられます。
きちんと対処することで臭いを解消していきましょう。
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なぜ足の爪の臭いが気になってしまうの?
そもそも足裏が臭ってしまう原因は、汗で足がムレてしまったことで雑菌やバクテリアが増殖し、その雑菌たちが古い角質などを分解することでイソ吉草酸という物質が発生してしまうためです。
そのため、足裏の臭いは角質のケアを行うことである程度改善することができます。
ただ、爪が臭ってしまう場合は、いくら足を洗っても角質のケアを行ってもなかなか臭いが解消されません。それは、爪の中にたまってしまった垢などが原因です。
爪の間にたまった垢が原因
爪の臭いが気になってしまうのは、まず爪の間に垢やホコリなどのゴミがたまりやすいという理由があります。
そしてこの垢や古い角質を好む雑菌が繁殖してしまうことで臭くなってしまいます。この時の臭いは腐敗臭やチーズの臭いなどと表現されることがあります。
まれに爪の臭いが好きという人もいますが、やはりイヤな臭いなので日頃から爪にゴミがたまらないようにしておくことが大切なのです。
親指の爪は要注意
爪の臭いの悩みの中でも親指は特に臭いがキツくなってしまうという人も多いと思います。
親指は単純に他の指よりも爪が大きく、ゴミがたくさん入ってしまうことと、爪が湾曲していて爪の両端によりゴミがたまりやすくなってしまうため特に手入れが必要となります。
足の爪の臭い対策はこれ!
そんな爪のイヤな臭いの対策としては、大きく分けて、爪を短く切って垢をたまりにくくすること、爪にたまってしまったゴミを除去すること、繁殖してしまった雑菌を殺菌すること、の3つがあります。
爪は短くしておく
これは当然といえば当然のことですが、爪を短くすることでそれだけ垢もたまりにくくなります。
足の爪は手の爪と違って、爪の手入れがおろそかになりがちですが、定期的に爪切りや爪やすりをつかって手入れをすることも忘れてはいけません。
また、巻き爪になってしまうと余計に爪と皮膚の間に汚れがたまりやすくなってしまうため、爪を切る時に爪の両端を切り過ぎて巻き爪になってしまわないように注意しましょう。
爪のカットや爪の間のゴミ取りもしてくれるサロンを利用するのもいいでしょう。
グッズを使ったケア
足の爪のゴミをきれいにするために道具を使うという方法もあります。
市販のグッズとしては、先端に小さいスプーンがついた爪垢取りのためのスティックと汚れを除去するためのブラシがあります。
好みによって使い分けるのがいいでしょうが、わざわざグッズを買うまでもないという人は歯ブラシで代用することも可能です。お風呂に入るときに、石鹸の泡をつけた柔らかめの歯ブラシで爪の間を優しくブラッシングして、最後に石鹸が爪に残ってしまわないようにキレイに洗い流します。
爪の垢を取るときに爪楊枝を使うという人もいますが、指を傷つけてしまう可能性があるのであまりおすすめはしません。
石鹸でていねいに洗う
足の臭い対策として石鹸で足を洗うことは当然必要なことですが、石鹸で普通に足を洗うだけだとなかなか臭いが取れないということもよくあります。
足を洗うときは、指の間もていねいに洗い、爪の間も泡で洗浄できるように石鹸はできるだけ泡を立てて使うことがポイントです。
足を洗い終わったあとはできるだけ爪の間に水分が残らないようにていねいに拭き取りましょう。
殺菌
そして、足の爪に限らず根本的な足のイヤな臭いを改善するためには繁殖してしまった雑菌を殺菌することが大切です。
お風呂で足を洗うことで一時的に菌を減らすことはできますが、それだけではまた時間が経てばすぐに臭いが発生してしまいます。
殺菌方法としては、色々とあり、エタノールをコットンなどに取り、足を拭き取るという方法がありますが、エタノールだと効果が長く持続しなかったり、敏感肌の場合は肌が荒れてしまうというデメリットもあります。
そこで、持続性があり、殺菌力も高いクリームタイプのデオドラント剤がおすすめです。
まとめ
足の爪の間の古い角質やゴミは臭いの原因になってしまい、足を洗っているのになかなか臭いが消えなかったり、靴に臭いが移ってしまうという事態になってしまいます。
爪はこまめに短く手入れしておいたり、爪の間のゴミを取り除くことで清潔にしておき、臭いの根本的な原因である雑菌を殺菌することでケアしていきましょう。