足の臭い対策として、中和反応で匂いを消す重曹や殺菌によって臭いを消すお酢やエタノールが有名ですが、なんと「歯磨き粉」を使うことでも臭い対策ができてしまうという情報があります。本当に歯磨き粉なんかで臭いが消えるのでしょうか?ここではその効果とやり方についてご紹介します。
歯磨き粉の効果とは
歯磨き粉には、歯周病など虫歯を防ぐために殺菌効果のある成分が含まれています。この殺菌効果を利用して、歯磨き粉をニキビ薬として使っているという人もいるくらいです(歯磨き粉でニキビが治るという医学的な根拠はありません)。
この殺菌効果によって足に繁殖した雑菌やバクテリアの増殖を抑え、足の臭い改善や水虫を予防するという仕組みです。あとは、スクラブによって角質が取り除かれたり、血行を促進してくれる効果も期待できます。
どんな歯磨き粉がいい?
歯磨き粉を使うときに特にどの商品がいいというのはありませんが、消臭効果があるとされる成分は、ハーブや体臭対策としてもよくつかわれる柿タンニン、殺菌効果がありデオドラントクリームなどにも含まれるイソプロピルメチルフェノールなどがあります。
ただし、ラウリル硫酸ナトリウムという成分が含まれるものは肌への負担となってしまう可能性があるためオススメしません。
歯磨き粉を使った足の臭い対策
まずは、歯磨き粉と柔らかめの歯ブラシや爪ブラシを用意します。歯磨き粉を適量とり、泡立ててから足裏や足の指の間、爪の間などを丁寧に磨いていきます。
この時強く擦りすぎたりしないように注意しましょう。傷がついてしまうと菌が入ったりしてしまい逆効果です。毎日やる必要はないので週に1、2回行うと効果が期待できます。
まとめ
以上が歯磨き粉を使った足の臭い対策となります。確かに歯磨き粉の殺菌効果で足の臭いが改善できる可能性はありますが、それだけでなく、汗を抑えたり、靴のケアを行っていくことも大切です。
歯磨き粉を使うのもいいですが、汗を抑える効果と殺菌効果の両方をもつデオドラントクリームなどがオススメです。