足の臭いを改善するには、まず雑菌やバクテリアの温床となってしまっている靴の殺菌・消臭をしなければいけません。そこで、洗ったり、消臭スプレーを使ってもなかなか臭いが改善されないというときの奥の手として靴を冷凍するという荒業があります。ここではそんな靴の冷凍の効果とやり方をご紹介します。
冷凍で靴の臭いが消える!?
まず、あの足の強烈なニオイは、靴が汗で蒸れてしまい、バクテリアが繁殖し、そのバクテリアが古い角質などを分解することで発生します。そこで、雑菌やバクテリアを殺菌する必要がありますが、靴を冷凍することによって、バクテリアの活動を抑えることができ、結果として臭いも消えるというメカニズムです。
冷凍のメリット
色々な消臭グッズがある中で、わざわざ冷凍するというのは、冷凍することでスプレーなどでは届かなかった靴の奥などにいるバクテリアも靴全体を冷凍することで活動を抑えることができるということと、即効性がある、お金がかからないといったメリットがあるからです。
また、靴だけでなく、ジーンズなども冷凍庫に入れるという方法もあるそうです。
ただし、
冷凍するだけで全ての菌が死滅するというわけではありません。鮭などを冷凍することで寄生虫を死滅させるという方法はありますが、冷凍庫の温度でも繁殖できる菌は存在するので、食品などは注意が必要です。
靴を冷凍する方法
まずは、靴を乾燥させます。ドライヤーなどでもいいですが、できるだけ紫外線に当てましょう。スニーカーなど水洗いできるものは先に洗っておくと効果的です。あとは、ジップロックなどに入れて冷凍庫に入れるだけです。これで実際に一晩置いたところ臭いが消えていることがあるのです。
靴の冷凍はちょっと、、、という方は
ジップロックに入れているとはいえ、この方法は抵抗があるという人も多いと思います。
- そもそも冷凍庫に靴を入れたくない
- こんなことしたら家族に菌ではなく自分が死滅させられる
- ブーツなど大きさ的に冷凍庫に入らない
といった場合には、まずはミョウバンや重曹などでスプレーを作り、靴の臭いを解消してくことをオススメします。
これで靴の臭い対策はOKですが、足自体はさすがに冷凍するわけにはいきません。足の臭い対策としては専用のクリームを使って制汗・殺菌することがかなり効果的です。
まとめ
以上が冷凍による靴の臭い対策となります。臭い対策としての方法は色々ありますが、この冷凍する方法は緊急の対処、もしくは最終手段といった感じです。まずは、重曹などを使って消臭を試みて、デオドラントクリームで足のケアを行っていきましょう。