足の臭いの消臭効果があるものはたくさんありますが、簡単に手に入り、家庭にあるもので「緑茶」があります。緑茶は消臭の効果があることで有名で、掃除などでもよく使われますよね。この方法は知っておくと、専用のスプレーなどがないときの代用として便利です。そんな緑茶の効果と使い方をご紹介します。
緑茶の効果とは
カテキンのパワー
緑茶はポリフェノールの一種であるカテキンという成分を含んでいます。カテキンは風邪予防としてのイメージがあるとおり、抗菌・消臭作用があります。そのことから、足の臭い予防のグッズにも緑茶エキスが含まれているものもあり、有名な制汗剤である8x4(エイトフォー)の中にも消臭緑茶エッセンスが使われているものがあります。
足の臭い対策以外にも
緑茶は日本でも昔から天然の消臭剤として使われていて、体臭の対策以外にもたくさんの用途に用いられてきました。例えば、口臭予防や部屋のニオイ、電子レンジ・トイレなどの消臭にも使われたり、石鹸や洗剤、化粧品、メイク、などなど幅広く活躍しています。
ちなみにお寿司によく合う緑茶は、魚の生臭さを抑える効果もあるのです。
緑茶の使い方
緑茶は飲むのもいいですが、茶葉の出がらしを使うことで靴の消臭や足の雑菌を抑制する効果があります。
足の菌の抑制
フィレフットシャンプーというカテキンである茶葉エキスを含んだものなどもありますが、家庭にある普通の緑茶の茶葉を使うこともできます。やり方はシンプルで、緑茶の出がらしをティーバッグなどに入れて、お湯に投入します。足湯として使うことで足の菌の増殖を抑えることができますし、湯船にそのまま入れることで、ワキなど体全体の消臭効果も期待できます。
靴の消臭
- 靴に直接投入
まずは緑茶の茶葉を乾燥させます。急いで乾かしたい時は電子レンジなどを使いましょう。乾燥させた出がらしをガーゼなどに包み、それを靴に入れます。しばらく時間を置くと臭いが軽減されます。
- スプレーを作る
スプレーを作っておくと何度も使えるので便利です。靴の消臭としてはミョウバンスプレーが有名ですが、緑茶にミョウバンを溶かすことによってミョウバンと緑茶の相乗効果が期待できます。
まとめ
以上が緑茶を使って足の臭いを消す方法となります。お茶の出がらしを利用できるということで、お金もかからずエコな方法です。ただ、緑茶には制汗作用がないですし、強烈な臭いにはなかなか効かないこともあります。制汗だけでなく殺菌効果もあるデオドラントクリームがオススメです。