足の臭いが気になってしまう原因の一つに「ストレス」があります。ストレスが溜まっているときや、緊張する場面で汗をかいてしまって体臭も気になってしまうという経験がある人も多いと思います。ここでは、そのストレスによる足の臭いの原因と対策をご紹介していきます。
なぜストレスで足が臭くなるの?
汗には暑い時などにかく「温熱性発汗」、辛いものを食べるときにかく「味覚性発汗」、精神的な緊張などでかく「精神的発汗」があります。「手に汗を握る」という言葉があるように、仕事でストレスが溜まったり、緊張するとき、環境が変化するときはこの精神性発汗によって汗をかきます。特に、汗腺が集中している足の裏やワキ、手のひらなどによく汗をかきます。
足に汗をかくと、雑菌によって分解されることで臭いが発生したり、足の角質やアカをエサとする常在菌が増えて臭いがきつくなってしまいます。
他にも、ストレスによって、自律神経が乱れたり、活性酸素が増加することも悪い影響があります。
臭いを気にすると悪循環
さらに職場やデート中、足の臭いを恥ずかしくて気にしてしまうことによってさらにストレスや緊張が増してしまい、悪循環に陥ってしまうということは少なくありません。
対処法は?
ストレスによる足の臭いを軽減するためには、日ごろからストレスや悩みをためないように上手に発散することも大切です。ただ、現代社会においてストレスや緊張を避けるというのは現実的に難しいと思います。なので、適切なケアをすることで改善していきましょう。
靴下やインナーソール
臭いをごまかす方法としては、替えの靴下を用意しておくという方法もあります。靴下を替えるときには、タオルなどで汗を拭き取るようにしましょう。靴下を替えるのが難しいという場合は、できるだけ通気性のいい靴下を使ったり、インナーソールなどを使って靴の中が蒸れないようにするのも効果的です。
制汗剤などでニオイケア
足の臭いを根本的に解決するには、汗を抑えるための制汗剤を使うのがおすすめです。また、制汗作用だけでなく、菌の増殖を抑える殺菌効果もプラスされたものを使うとより効果的です。
まとめ
以上がストレスが原因の足の臭い対策となります。ストレスや不安をなくすのは難しいかもしれませんが、靴下に気を使ったり、制汗剤を使用することでかなり改善することは可能です。汗を抑えて、殺菌してくれるデオドラントクリームなどを使って足の臭いをカットしていきましょう。