体臭で悩む季節といえば、まず夏が思い浮かびますが、実は冬になると足が臭いという悩みを抱えている人もたくさんいます。それも男性だけではなく、女性も同じ悩みを抱えているという人は結構多いのです。
ブーツなどオシャレを楽しみたい冬ですが、座敷の居酒屋などで靴を脱ぐとき、ちょっと身構えてしまうというのはあるあるだと思います。そこで、ここではそんな冬の足の臭いの原因と対策をご説明します。
なんで冬になると足が臭いの?原因と対策
ブーツ
まず一番大きな原因がブーツです。ブーツは通気性が悪く、中がムレてしまうので、汗と雑菌によりイヤ~な臭いになってしまうのです。特に合成革などのブーツはムレやすくなります。冬でも足裏は意外と汗をかいているものです。ブーツの中をムレにくくする、ブーツを消臭する、足をキレイにするの3ステップでこの臭いを改善しましょう。
冷え性
実は冷え性も足の臭いと関係していることがあります。体が冷えるということは新陳代謝が滞っていて、血行がよろしくないということになります。すると肌のターンオーバーが遅くなり、古い角質がたまりやすくなってしまいます。その結果、雑菌が角質をエサとしてどんどん増えていき、ニオイの原因となるのです。
また、水虫をもっている人も要注意です。足の臭いは雑菌の他に水虫が原因であることもあり、冬場になると水虫が治りにくい傾向があるとされています。
●対策
古い角質がたまらないように、キレイに保っておくことが大事。足を丁寧に石鹸で洗って、古い角質をケアしてあげるようにしましょう。また、根本的に冷えを改善するために、少し熱めのお風呂に入ったり、新陳代謝を高めてくれるショウガなどの食べ物を食べたりして冷えも改善するようにしましょう。
食生活も
冬になると美味しいものがたくさんあり、つい食生活も開放的になってしまいがちですが、実は食事と体臭は関係していることがあります。動物性たんぱく質を摂り過ぎたり、お酒の飲み過ぎで肝臓が弱っていると、老廃物などがうまく分解されず、体臭の原因になってしまいます。
●対策
おいしいものをたくさん食べるのはいいのですが、オイリーなものを食べ過ぎたりせず、お酒を飲んだときは、ビタミン類、ミネラル類を摂取したり、肝臓を休ませたりして、内蔵をいたわってやることも忘れないようにしましょう。
まとめ
以上のように、冬場にも意外と足の臭いの原因となるものはたくさんあります。特に、冬は室内が暖かく、厚着していることからムレやすくなって悪い汗をかいてしまうことがあります。ニオイを消すためには殺菌だけでなく汗を抑えるということがキーポイントということです。