安く手に入れることができ、肌にも優しいベビーパウダーですが、化粧崩れ防止など何かと便利で使っている人も多いと思います。ベビーパウダーを使って足の臭いを軽減することができます。そんなベビーパウダーを使った足の臭い対策法とベビーパウダーのメリット、デメリットなどをご紹介していきます。
ベビーパウダーの効果
足の臭いは、靴の中がムレて雑菌が繁殖してしまうことが主な原因です。ベビーパウダーを使うことによってムレを軽減して、臭いを抑えることができるのです。
ベビーパウダーに入っている汗対策に効果がある成分
ベビーパウダーの1番の効果といえば、余分な水分を吸収してくれるという点です。ベビーパウダーの正体は、タルクという滑石やトウモロコシのでんぷんが含まれていて、これらには水分を吸収してサラサラにしてくれる働きがあり、有効成分として制汗作用がある酸化亜鉛が含まれているものもあります。
酸化亜鉛をナノイオンとして使っているのがあの有名な制汗剤の「Ban」です。
さらに、ベビーパウダーは赤ちゃんの敏感な肌にも使えるような成分でできているため、肌が敏感な人でも安心して使うことができるというメリットがあります。
ベビーパウダーの使い方
まず、ベビーパウダーを選ぶときは、香りがついていないものを選びましょう。足の臭いとその香りが混ざることで不快な臭いになってしまう可能性があります。
汗対策に
使い方としては、まず足を清潔な状態にしたあと、ベビーパウダーを薄く足になじませるように伸ばしていきます。朝靴下やストッキングを履く前やお風呂上がり、足湯のあとなどに使えます。ただし、塗り過ぎは良くありません。
※ポイントは汗をかいたあとに使うのではなく、かく前に使うということです。
靴の除湿に
少しもったいない方法ですが、粉が漏れないような布などにベビーパウダーを包んで、靴の中に入れて一晩おけば湿気や臭いを改善することができます。
ベビーパウダーのデメリット
安くて便利なベビーパウダーですが、デメリットもいくつかあります。
- 持続性があまりなく、こまめに使わなければいけません。仕事中にトイレなどで汗を拭き取ってベビーパウダーを使うことができる場合ならいいですが、なかなか難しい・面倒くさいという人もいるでしょう。
- 汗が多い人にはあまり向いていません。多汗症の場合などは、汗でパウダーが固まってしまい、肌への負担となってしまう可能性があります。
- 殺菌効果はありません。足の臭いを根本的に消すには汗を抑えるだけでなく、雑菌を殺菌する必要があります。応急処置としては便利なベビーパウダーですが、より効果的に消臭をするなら持続性があり、制汗・殺菌作用のあるデオドラントクリームがオススメです。
まとめ
以上がベビーパウダーを使った足の臭い対策となります。安くて簡単な方法ですが、持続性がない、殺菌効果がないといったデメリットもあります。オススメの方法としては、角質のケアを行ったり、殺菌力のあるクリームを使ってケアを行っていくことです。