殺菌効果があるとされ、昔から消臭などにも使われてきた「お酢」ですが、これを使って足の臭いを消すという方法があります。酢を足湯などに入れて使うことで、臭い対策や水虫予防に効果があります。ここではその酢の活用方法やもっと効果的な方法などをご紹介していきます。
お酢の効果とは
酢酸は健康にいいだけでなく、昔から魚をお酢でしめたり、台所の除菌に使ったりするように、殺菌効果や防腐の効果があり、食中毒の予防にも使われます。
足の臭いの原因菌にもいくつか種類がありますが、アンモニアなどのアルカリ性の成分が原因の場合は特にお酢が効果的とされています。これは酸性とアルカリ性の中和反応によるものです。
お酢を使って足の臭いを消す方法
- まず石鹸で足をキレイに洗います
- 洗面器や家庭用の足湯グッズに40℃程度のお湯をはります
- その中にお酢をお猪口1杯程度加えます
- 足を5~15分つけます
- 足をシャワーで流し、乾いたタオルで拭き取ります。このときベビーパウダーをつけるのもOKです。
お酢は、ドラッグストアなどで買える竹酢酸や木酢酸を使うのがオススメですが、食用のお酢でも大丈夫です。
酢をお湯にいれ、足湯として活用することで、臭い対策プラス、血行促進の効果も得られるという点もメリットとなります。また、臭いがきつくてとれない靴下を水にお酢をコップ半分程度加えた洗面器などに一晩入れておくと臭いを抑えることができます。
※肌が敏感な方はご注意ください。
酢を使うデメリットは?
お酢を使うことのデメリットもいくつかあります。
- 消臭効果がそこまで強くない
- 効果が持続しない
- 酢のニオイがついてしまう
などが挙げられます。
ニオイが強く、出かける前などに行うと酸っぱいニオイが残ってしまうことがあります。ニオイを避けたい場合は、クエン酸を含むレモン汁で代用することも可能です。
そして、消臭効果がそこまで強くない上に、効果が一時的なもので、すぐに雑菌が繁殖してまた臭くなってしまうというケースもあるようです。
もっと効果的な消臭法は?
もっと効果的な方法としては、シンプルにデオドラントクリームを使うということです。イソプロピルメチルフェノールという成分が含まれたものを使うことによって、99.999%の菌を殺菌でき、さらに汗を抑える効果もあるため、より効果的に足の臭いを消すことができます。
まとめ
以上がお酢で足の臭いを消す方法となります。コスパも安く、血行促進もできる方法ですが、効果が薄く、持続しないのであまりオススメはしません。それよりもデオドラントクリームを使ったほうが簡単に、より効果的に臭い対策をすることができます。