足の臭いを消すための方法として、重曹やミョウバン、お酢などが有名ですが、実はイソジンを使ってもニオイを抑えることができます。うがい薬としてCMなどでも有名なイソジンの殺菌効果を利用して足のニオイの原因菌の繁殖を抑えることができます。ここでは、そんなイソジンを使って足の臭いを消す方法についてご紹介します。
イソジンの効果
イソジンはうがい薬として有名ですが、イソジンに含まれる殺菌成分によって、傷口の消毒や手洗いなどにも使われています。
足の臭いが消せる?
そもそも足の臭いの原因は、
- 汗をかく
- 汗によって雑菌が繁殖する
という2つが組み合わさることです。イソジンに含まれているポビドンヨードという茶色の成分には、抗微生物成分があり、ニオイの原因菌の増殖を防いでくれることから、足の臭い対策としても使われています。
イソジンを使って足の臭いを消す方法
●足湯を使う方法
少し熱めの足湯につけることによって、菌を抑えるだけでなく、足が温まることによって、汗腺機能を上げ、汗の質が良くなるというメリットもあります。
方法としては、
- 洗面器などに40℃程度のお湯を入れます。
- そこにイソジンを数滴加えます。
- お湯に10分から20分足をつけます。
- 最後に足を洗い流し、乾いたタオルで拭き取ります。
これを継続していくことで、臭いを軽減することができます。
●イソジンを直接塗る
イソジンをコットンに含ませて足に直接塗るという方法もあります。指と指の間や爪など細かく拭き取ります。ただ、この方法だとイソジンの消費が多くなってしまいます。
ポンプ式の泡ハンドウォッシュなどを使うのも便利です。
※肌に合わないと感じた場合には、容器を持って医師に相談するようにしましょう。
イソジンのデメリット
たしかにイソジンの殺菌効果によって足の臭いを改善することは可能ですが、イソジンのニオイが気になってしまったり、靴下やストッキングに色がうつってしまうというデメリットがあります。
また、先程も言ったように臭いの原因は汗と汗によって増えた菌です。つまり、足の臭いを根本的に改善するには、汗を抑える必要があります。せっかく足を消毒しても汗をかいて、靴がムレてしまうとまた強烈な臭いが発生してしまいます。
汗を抑える効果と殺菌効果の両方を兼ね備え持つデオドラントクリームなどを使うのがおすすめです。
まとめ
以上がイソジンを使って足の臭いを消す方法となります。重曹の中和反応などと違い、イソジンは殺菌効果によって足の臭いを改善してくれます。
ただ、効果をより実感したい場合には、制汗・殺菌作用のあるデオドラントクリームがおすすめです。