足の臭いが気になってしまう直接的な原因は足に繁殖した雑菌ですが、さらに掘り下げてみると冷え性や血流が関係しているということがわかりました。色々と試しているのになかなか臭いが消えないという場合は、冷え性であったり、血流が悪くなっていたりすることが関係しているかもしれません。ここでは、血流と足の臭いの関係と対策をご紹介します。
Contents
なんで冷え性や血流が原因で足の臭いが?
冷え性の悩みは特に女性に多く、足元は心臓から遠いということや太ももなどに比べると足には筋肉が少ないということで冷えやすい部分でもあるのです。
血流が悪いと角質が厚く!?
血流が悪いと足の臭いがキツくなってしまうのは、足の角質が関係しています。血液の循環が悪いと、新陳代謝が悪くなり、肌のターンオーバーの周期が遅れてしまいます。そうなると足の角質がうまく剥がれず溜まっていきます。その結果それをエサにする雑菌やバクテリアが増えてしまって足の臭いが発生するというメカニズムです。
汗をかく夏よりもなぜか冬の方が臭いがキツいというケースもよくあります。女性は冬にブーツを履くからというのもありますが、血流が悪くなることで角質がうまく再生されずにいるのです。
冷え性だと汗もかいてしまう
足が冷えている時に、急に足が温められたりするとその温度差により、汗が多く出てしまうという仕組みになっています。このことも冷え性が足の臭いの原因となってしまう理由の一つです。
さらに、症状が悪化してしまうと足の臭いだけでなく、水虫になってしまうこともあり、事態はさらにひどいことになりかねません。実際に冷え性の人は水虫になりやすいのです。
対処法
血流をよくして冷えを取る!
血行をよくする方法はたくさんありますが、足の血流を重点的によくするにはまず、足湯がオススメです。42度の熱めのお湯に10分ほど膝下くらいまでゆっくりと浸かりましょう。このとき、足の指をグー、チョキ、パーにしてストレッチをしたり、足のマッサージをすると効果的です。
また、フットバスに香りのいいアロマオイルを数滴加えたり、殺菌効果や冷え性改善の効果のある竹酢液をスプーン三杯ほど入れると殺菌もできて一石二鳥です。
他にも適度な運動やヨガをしたり、ショウガやシナモンなど冷え性に効く食べ物を食べるのもいいでしょう。
血流を悪くしないために
きつめのタイツやブーツを履くことで足が圧迫され、血流が悪くなってしまうことも考えられます。仕事やオシャレのためには仕方がないことですが、できるだけウールの靴下を使ったりして、血流を悪くしないことも大事です。
足のケア
最後に足のケアです。足の臭いの原因が血流にあると、靴をいくら消臭してもまた臭いが繰り返してしまいます。まずはターンオーバーの乱れによって溜まってしまった角質のケアを行いましょう。
また、冷え性は足に汗をかきやすくなってしまうので、制汗剤を使ってサラサラな状態にしていきましょう。
まとめ
以上が冷え性や血流と足の臭いの関係となります。足の臭いということで消臭ばかりに目がいってしまって血流が悪いということは盲点となっていることがよくあります。血流が悪いと肩こりや肌荒れ、クマなどほかのトラブルも引き起こしてしまうので、まずは血流をよくして冷え性を改善することを目指して足の臭いを改善していきましょう。