強烈な足の臭いにはいくつかの原因が考えられますが、そのうちの一つに「魚の目」が考えられます。正確に言うと、魚の目が足の臭いの原因というよりも、角質が厚くなることが原因で魚の目と足の臭いは発生してしまうのです。男女問わず悩みの多い魚の目と足の臭いですが、放置せずに正しいケアを行っていく必要があります。
足の臭いと魚の目の関係
魚の目とは?
まず魚の目というのは、足に合わない靴を履いたり、立ち仕事が多い場合などに足の裏に出来てしまう角質が盛り上がって芯があるサカナの目のような状態のものをいいます。医学用語では鶏眼といい、痛みを伴い、イボやタコとは違います。
合わない靴を履くことで圧力や摩擦によって、皮膚が外部刺激から守ろうとして、ケラチンという物質をつくりだし、角質を厚くしてしまいます。魚の目は男性だけでなく、ハイヒールやサンダルを履く女性にも多い悩みなのです。
角質が厚くなると足の臭いもキツく!?
魚の目が足の臭いの直接的な原因となっているというよりも、靴のサイズが合っていなかったり、立ち仕事が多いという人は、角質が厚くなってしまう傾向にあるので、その分足の雑菌やバクテリアの餌が増え、繁殖してしまい、結果として足が臭くなってしまいます。
魚の目と足の臭いを改善するには?
魚の目対策
- 魚の目の予防
まず魚の目を防ぐには靴を見直す必要があります。靴が足に合っていない可能性が高いのでまずは足に合った靴を探しましょう。また、足の負担を軽減してくれるインソールを使うのも効果的です。
他にも、アーチサポート入りのパンプスに変えたり、座るときに足をハの字にすると小指側に負担がかかってしまうので、足をまっすぐするなど、足に負担がかからないための姿勢も大切です。
- 魚の目の治療
魚の目は放置していくと悪化してしまうので、早めに対処することが望まれます。ドラッグストアでもサリチル酸などの魚の目の薬が売られていて、塗り薬や絆創膏タイプのものがあります。
症状がひどい場合は、歩くのも辛い程痛んでしまうこともあります。セルフケアではどうにもならない場合には、専門医に相談しましょう。症状によって、液体窒素やレーザー、メスで切除などで治療を行います。
足の臭い対策
足の臭いの原因も魚の目と同じように、靴が合っていなかったり、立ち仕事が多いということがあります。もちろん靴自体の消臭も大事ですが、まずは肥厚した角質のケアを行いましょう。
また、足の臭いの根本的な原因をカットするために制汗・殺菌効果のある専用のクリームを使うのがオススメです。
まとめ
以上が魚の目と足の臭いの関係となります。魚の目が足の臭いの原因というわけではなく、角質が厚くなってしまうことが、魚の目と足の臭い両方の原因となってしまうのです。魚の目も足の臭いも自然治癒しないので適切に対処しないといけません。まずは魚の目を改善し、角質ケア、殺菌をすることで臭いも解消していきましょう。