冬になるとオシャレアイテムとしては欠かせない「ブーツ」ですが、このブーツが原因で足の臭いが気になってしまいますよね。特に靴を脱ぐタイプの居酒屋とかはやけに気になってしょうがないという経験がある人も多いと思います。ここではそんな女性特有の悩みについて原因と対策をご紹介します。
なんでブーツを履くと足が臭くなるの?
もうご存知かもしれませんが、菌は湿気の多いところで爆発的に繁殖します。ブーツの中は履いてからすぐに湿度が高くなり、時には湿度が100%近くになります。そうなれば雑菌の思うツボということで、どんどん増えていき、なんとその数は億単位にまで増えてしまいます。
さらに雑菌だけでなく汗も原因の一つです。なんと足裏は1日でコップ1杯分の汗をかくと言われていて、この雑菌と汗が組み合わさることによって「イソ吉草酸」というものが発生し、あの強烈な臭いとなってしまうのです。
足の臭いを消す方法
強烈なニオイを消し去るには、ブーツを消臭する、足をきれいにする、という両方が必要です。
ブーツのニオイを抑える
●使ったあとは乾燥
ブーツを使った後は中をできるだけ乾燥してあげることが重要です。そこで、できたら同じブーツを連続で使わないで、24時間以上乾燥させておくことがベターです。中をより乾燥させるために、ブーツに乾燥剤や新聞紙をつめると効果的です。連続で使いたいときはドライヤーを使って乾かすようにしましょう。
●中がムレないように
使っているときに通気性の悪いブーツの中をできるだけムレない状態にすることも足のニオイをおさえるために効果的です。例えば、中敷(インソール)を使ったり、できたら吸収性の高い靴下を使うなどすると、汗を吸収してくれてムレにくくなります。特に5本指ソックスを使うといいといった声が多いようです。
●臭くなったときの消臭方法
結構気を使っていても臭くなってしまうことはよくあります。そんなときは、消臭しなければいけません。除菌して菌を減らすことがポイントとなります。除菌効果があるものはたくさなります。エタノール、10円玉、日光、ホウ酸、ミョウバン、重曹、わさび、緑茶、コーヒー、などなど山ほどありますが、逆に迷ってしまいますよね。個人的にわさびとか緑茶はちょっと抵抗がありますが。。。
この中で、手軽にできるのはエタノールや10円玉だと思います。エタノールを使うときは、水とエタノール9:1くらいの割合で薄めてスプレーすると効果的です。エタノールがない場合はファブリーズなどの除菌スプレーでも大丈夫です。また、10円玉は中に入れておくだけでバクテリアを分解してくれて消臭効果を発揮します。
足の臭いをケア
ブーツの臭いを消すだけでは意味がありません。足の臭いを改善しないと解決しません。足をキレイに洗うことはもちろん、応急処置としては拭き取りタイプのシートなどが使えますが、最初に言ったように、足の臭いは「菌と汗が絡み合う」ことが原因で発生します。
つまり、除菌だけでなく、汗を抑えなければニオイはまた発生してしまいます。なので、除菌効果も制汗効果も両方あるデオドラントクリームを使うとかなり効果的です。
まとめ
以上がブーツを履いた時の足の臭いの対策になります。ムートンブーツなど冬はオシャレを楽しめる季節ですが、ブーツを脱いだときの臭いに幻滅されたりすると結構ツライです。。。
普段ちょっとだけでも意識して、足のニオイの悩みを解消できるようにしましょう。