足の臭いなどの体臭や口臭は色々な原因が考えられますが、その中でも腸内環境が関係していることがあります。つまり、便秘だと足の臭いがキツくなってしまうことがあるんです。足のケアを行っているのになかなか臭いが改善されないという場合はもしかしたら便秘が原因になっているかもしれません。
便秘と足の臭いの関係
一見関係なさそうな腸内環境が足の臭いと関係していて、特に便秘になりやすい女性は注意が必要です。
悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなってしまうと、腸内で食べたものが腐ってしまい、そのニオイ成分が原因で足などの体臭が気になってしまうことがあります。
また、便秘が続くことで、便が腸にたまった状態になり、毒素が溜まって硫化水素などのニオイ成分が発生します。これらのニオイ成分は、血液中にも伝わり、汗腺からも排出されてしまうので、足だけでなく体のニオイが臭くなってしまうのです。ときには、雑巾の臭いと表現されてしまうほどのニオイとなってしまいます。
便秘による足の臭いを改善するには
便秘の原因は冷え、水分不足、ストレス、疲労、睡眠不足、運動不足など多岐にわたりますが、まずは食生活から見直すことが大切です。
食事で便秘を改善
腸内環境をよくして、便秘を改善するための食品と言ったら、食物繊維や乳酸菌などの善玉菌を増やすヨーグルトです。緑黄色野菜など葉緑素が豊富なものを積極的に食べるようにしましょう。
また、食物繊維でもエシャロット、ごぼう、納豆、モロヘイヤなどに豊富に含まれる水溶性食物繊維といんげん豆、おから、しそ、納豆などに含まれる不溶性食物繊維があり、どちらもバランスよく摂取することが望ましいです。どちらも含んでいる納豆やキウイなどがオススメです。
食事以外でも
食事以外でも、適度な運動をしたり、適度な水分をとったりすることも効果的で、さらにワンランク上の便秘対策としてはヨガを行ったり、エステサロンなどで腸マッサージをしてもらうのもいいでしょう。
便秘は足の臭いだけでなく、肌あれにもつながってしまったり、美容・健康にも悪影響を与えてしまうので、食生活を見直すなどしてできるだけ改善していくようにしましょう。
まとめ
以上が便秘と足の臭いの関係となります。体臭はただ、汗や雑菌が原因なだけでなく、体の内側が関係しているという可能性もあります。食生活や生活習慣を見直してまずは、腸内環境から改善していきましょう。そして、足の臭いの応急処置としては、専用の消臭クリームを使うのがオススメです。