足の臭い対策として、臭いの原因となる雑菌やバクテリアを殺菌するためにアルコールを使う方法があるということをこのサイトでも紹介していますが、そのアルコールを含むウォッカでも同じように消臭効果が期待できます。ただ、注意点もいくつかあるのでご紹介していきたいと思います。
ウォッカの効果
ウォッカといえばかなり強いお酒として有名ですが、そのほとんどがエタノールで、アルコール度数が90%を超えるものもあります。エタノールには殺菌効果があるので、足に繁殖したバクテリアなどを減らすことができるのです。その殺菌・消臭効果から臭いのついたスーツやワイシャツ、靴などにも有効です。
足の臭いがキツくなるのは雑菌だけでなく、水虫が原因となっていることもありますが、その水虫予防にも効果があります。ウォッカを消毒として用いていた国では、菌の感染が流行したときにも被害が少なく済んだという話もあります。
なぜお酒の中でもウォッカ?
数あるお酒の中でもなぜウォッカを消臭用に使うかというと、濃度が高いということもありますが、その成分がほぼ水とエタノールで構成されていて、余計なものが入っていないからです。そのため無色・無臭で使いやすいのです。
ウォッカは足の臭い対策以外にも、口臭対策やメガネやグラス拭き、まな板の除菌など常備しておくと便利なこともあります。
ウォッカの使い方
足に使う
ウォッカを原液で足に直接使うのは刺激となってしまうため、薄めて使うのがベターです。ウォッカを染み込ませたガーゼなどで足裏や指の間を拭き取ったり、足湯として使うことで臭いを抑えることができます。
スプレーとして使う
ウォッカや無水エタノールを10倍程度に薄めてスプレーボトルに入れることで持ち運びできる消臭スプレーとして使うことができます。また、好みに合わせて、ティーツリーやレモンなどの精油を数滴加えると爽やかな使い心地となります。
ウォッカのデメリット
ウォッカにはかなり高い濃度のエタノールが含まれているため、肌への刺激となってしまいます。カサカサの乾燥肌や敏感肌の場合は、赤みやかぶれなどの肌のトラブルを起こしてしまう可能性もあるため、やる場合にはパッチテストなどで確認しておきましょう。
また、高濃度アルコールということで、火の取り扱いも注意しなければいけません。ウォッカによって体に引火してしまったという事故もあるので、使用や保存には気をつけなければいけません。
まとめ
以上がウォッカによる足の臭い解消法となります。たしかに、エタノールを含んでいるということで殺菌効果があり、臭いを抑えることができますが、肌への刺激となることや引火の危険性があるなどのデメリットもあります。
ウォッカは消臭できるものがないときに足の臭いの応急処置として代用できるという程度で、普段は専用のデオドラントクリームを使うことをオススメします。