足の臭いを改善するには、殺菌するだけではなく、足の角質のケアを行っていくことも大切です。古い角質を取り除くための方法はいくつかありますが、「軽石」を使って足をきれいにするという方法がよく使われます。ただし、この方法にはいくつか注意点があるのでご紹介していきます。
軽石を使った角質ケア
足が臭くなってしまうのは、古い角質や汗、垢などが雑菌やバクテリアに分解されることが原因の一つとして考えられます。そこで、爪を切ったり角質を取り除いたりと、足元を常にきれいにしておくことが大事なのです。
軽石を使った角質ケア
軽石はホームセンターなどで売っていますが、最近では100円ショップでも売られています。
軽石を使うときは、足を固形石鹸などで洗ってふやけさせたあとに、軽石に軽くお湯を含ませてから、足裏やかかとを優しくこすります。軽石でなくても専用のやすりや角質リムーバーというものもあります。
軽石を使ったケアの注意点
たしかに角質のケアは大切ですが、軽石にはデメリットもあります。
皮膚が傷つく
軽石で必要以上に擦ってしまうと、皮膚が傷ついてしまいます。肌のバリア機能が低下すると皮膚から菌が入ってしまったり、最悪のケースでは、白癬菌という菌によって水虫の原因となってしまうことがあります。皮膚が傷つかないように、強くこすりすぎたり、毎日行うのは控えましょう。
かかとの角質が厚くなる
角質をとりすぎると、逆にかかとや足裏の角質が厚くなってしまうことにもつながります。角質ケアは程良く行っていくことが重要です。
皮膚を傷つけないために
軽石では傷ついてしまう可能性があるので、ボディスクラブのようなスクラブ剤やピーリング剤などを使うのがおすすめです。また、軽石がパウダーとして配合された「LUSHの火山マスク」や柔らかくてAHA(フルーツ酸)が配合された軽石である「マリーナマリンソフトパミスキウイ」などもオススメです。
まとめ
以上が軽石を使った足の臭い対策となります。軽石でゴシゴシと擦るのは、デメリットもあり、オススメしません。肌が傷つかないよな角質ケアを行って、さらに靴の消臭や汗対策も行っていくことで臭いの悩みを解消していきましょう。